MVNOへ乗換えれば毎月のスマホ代を節約できます。
なにか新しい事を始める時には不安がつきまといます。
しかし、しっかりと準備をして、不安をひとつずつ取り除くことでむつかしいと思っていたことでも、『すんなり』出来るようになります。
今回は、格安SIMにMNP(今の電話番号のまま乗換える)する時に準備しておくことを忘備録として記録しておきます。
格安SIMに乗換える時の準備
乗換える前にやっておかないと色々とめんどくさい事になるので、最低でも以下のことに気おつけてしっかりと準備をしておきましょう。
格安SIMに乗換えるのに準備しておくこと。
- スマホのバックアップ
- 使うスマホを準備する
- GmailかiCoudmailを準備する
- 自分が使っているネットサービスの認証メールアドレスを切替える
- キャリアのポイントを使い切る
準備がおわったら、格安SIMをどこにするとか、どうやって乗換えれば良いのかを順に説明していきます。
まずは、アプリの引越し準備
アプリの引越し準備ですが、現在スマホを使っていない方はスキップしてもらって大丈夫です。
スマホを使っていると、色々と便利なアプリやサービスに登録していて、アプリがないと困ったことになってしまいます。
アプリの引越し準備としてもっとも有名なのがLINEです。
LINEはしっかりと引継ぎをしておかないと、せっかく乗換えたのに友達設定やグループ設定、トーク履歴(同じOSじゃないと引継げない)などが消えてしまいます。
LINE引継ぎの簡単な手順(2016年2月より変更)
- LINEにメールアドレスを登録(確認手順はコチラ)
- 登録したメールアドレスのパスワードを確認(パスワードを忘れた場合はコチラ)
- 引継ぎの許可(新しいスマホを使う当日に設定)
- 新しいスマホにLINEを入れて登録したメールアドレスでログイン
- 電話番号をLINEアプリで入力するとSMSで4桁の認証番号が送られてくる
- 乗換え完了!
参考:【2016年最新版】 LINEのアカウントを引き継ぐ方法
引継ぎの許可設定
LINEの[設定] > [アカウント引き継ぎ設定] で"アカウントを引き継ぐ”をオンにしてください。なお、設定後24時間以内に引き継ぎを行う必要があります。
*24時間を超えた場合は、再度許可設定を行ってください。
以前のPINコードでの認証は、2016年2月以降不要になっています。
WindowsPhoneの場合の注意
LINE公式ページで、LINEアプリの引越しは『メールアドレス認証』と『Facebook認証』で引継ぎ可能となっていますが、WindowsPhoneを使っている場合には、Facebook認証ではなくメールアドレス認証をするようにしてください。
Facebook認証だとデータが引継ぎできません。
LINE以外のアプリや連絡帳などのデータ
LINE以外のアプリやデータ(連絡帳や写真など)はバックアップやアプリを使ってのバックアップで、基本的には移行がスムーズに出来ます。
- iOSの場合→iTunesを使ってのバックアップ
- Androidの場合→『JS バックアップ』を使ってのバックアップ
LINE以外の以外のアプリは、バックアップから復元することで使えていますが、各アプリでアカウント登録することで確実に引継ぎができるので、心配な場合は引継ぎアカウントを設定しておきましょう。
ただ、自分で何回かスマホを取替えていますが、iPhoneの場合はバックアップの復元から問題なく引越しが出来ています。
わたしの場合なので、スマホの引越しの時は注意しておこなってください、大切なデータは『プライスレス』ですからw
スマホのバックアップ
スマホのバックアップをしておくことで、不意な故障や、不注意から壊してしまった場合に復元が出来ます。
定期定期にバックアップをしておくのはもちろん、引継ぎ時にもしっかりとバックアップをしてからスマホの引越しをしておきましょう。
スマホからスマホへ最もカンタンにバックアップやデータを移行する方法
iPhoneの場合
iPhoneの場合はiTunesを使ってバックアップをとっておけば、いつでも復元が出来るので定期的にパソコンに保存しておきましょう。
また、iTunesの設定で注意しておきたいのが、接続した時に自動的にバックアップをする設定を解除しておくことをおすすめします。
そうしておかないと、不意につないだ時にバックアップを取ってしまい、取りたくないバックアップを残してしまいます。
大切な連絡帳などだけiCloudに保存するように設定をしておきましょう。
Androidの場合
iPhone以外のスマホは殆どがAndroidです。
Androidのバックアップは、『JS バックアップ』がオススメです。
SD出来ますしカードに手軽にバックアップできるし、DropBoxにだって保存できちゃいます。
Androidはスマホだけでもバックアップが手軽に取れるのも魅力です。
バックアップは出来るだけ2箇所以上に保存しましょう。
WindowsPhoneの場合
少ないことは間違いないですが、以前使った感触からそろそろ使えるWindowsPhoneが出てきそうな予感があります。
ただ、WindowsPhoneはアカウントとアプリや連絡帳が紐付いていて、バックアップオプションでクラウドを選択しておくと、新しいWindowsPhoneを買ったてSIMカードを挿したら、マイクロソフトのアカウントでWindowsPhoneにログインするだけでもとの環境に戻せます。
他にも様々な方法があります。参考サイトを紹介するので見てみてください。
バックアップし、容易に Windows Phone を復元する方法
GmailかiCloudmailを取得しておく
ガラケーの方もキャリアスマホの方も、キャリアメールをサイトのサインイン(アカウント開設)に使っていませんか?
そのアカウントの認証用メールアドレスを、Androidを使う予定であればGmailを、iPhoneを使う予定であればiCloudmailを取得しておいてください。
手順は簡単で、サイトへ行ってアカウントを作成するだけでメールアドレスが作れてしまいます。
昔は本人確認の出来ないフリーメールだと思われていましたが、今では大半の人が認証用アドレスに使っています。
メールアドレスを取得したら、使っているサービスやサイトの認証用(ログイン用)メールアドレスを、キャリアメールからGmailなどのOSと連動出来るメールアドレスに変更をしておきます。
変更しておかないと、サイトへのログイン時や、なにかあった時に連絡がつかなくなってしまいます。
もう一つ、友人や知人に連絡用のメールアドレスが変わったのをお知らせしておいてください。
MNPした後ではキャリアメールから送れなくなりますから、友人も誰からのメールかわからないからメール自体をゴミ箱に捨ててしまう可能性があります。
もしLINEを使っているなら、LINE以外のでお知らせするのも1つの手です。
新しいスマホの準備
旧機種をそのまま使う場合はスキップしてください。
こんどは新しいスマホへの引越しになります。
できればiPhoneならiPhoneへ、AndroidはOSが同じものならなんでもかまいません。
もし違うOUのSIMフリースマホに取り替える場合には、しっかりと準備をしておけば問題ありません。
GmailやiCloud、outlook.comなどに電話帳を保存しておけば最低限連絡帳は写せますから、そんなに心配しなくても大丈夫です。
以前ものめずらしさからWindowsPhoneを買ってみましたが、マイクロソフトのoutlookアカウントとの連携が素晴らしく、連絡帳の移行などはアカウントにログインしただけで完了してしまいました。
スマホからスマホへ最もカンタンにバックアップやデータを移行する方法
携帯キャリアのポイントを使い切っておく
キャリアからMNPする時には面倒くさくてポイントを使いませんでした。
しかし、ポイントを有効活用しておけば元々お得になる格安SIMへの乗換がさらにお得になるのは言うまでもありません。
せっかく溜まっているポイントをすてるんですか?
まぁ、捨ててしまいましたが。
これ以上不幸な人を増やすわけにはいきません。
MNVOを決めておく
MVNOはキャリアと違って本当にたくさんあって迷ってしまいます。
オススメはmineo
各社それぞれの特徴がありますから、特徴をつかんで自分に合う通信会社を選びましょう。
mineoの魅力
APNの設定を覚える
格安SIMで扱っているSIMフリースマホを同時に購入すると、APNの設定は初めから入っています。
また、Nexus5などのSIMフリースマホにも最初からMVNO各社のAPN設定が入っている場合が多くなってきているし、APN設定はMVNOによっても違うし、間違えるとデータ通信自体が出来なくなってしまいます。
しかし、それほど難しいものでもありませんから、スマホ代節約のためにも頑張りましょう。
これを見ればすぐにわかる格安SIMのAPN設定とMCC&MNC【Android&iPhone】
MNP予約番号を取得する
MNP予約番号を取得する場合、3大キャリアはネットと電話・携帯ショップ窓口に対応しているので、結構簡単にとれてしまいます。
電話だと番号をメモしないといけないので、ネットでMNP番号を取得することをオススメします。
ネットでMNP予約をして番号を取得しておけば、メモを取る必要もありませんし、簡単にコピペで使えますから覚えておいてください。
MNP予約番号について
MNP予約番号を取得したからと言って、即解約になるわけではありません。
MNP予約番号には15日間という有効期限があります。
その有効期限以内にMVNOへ乗換えることで、転出と同時に転入手続きが完了します。
イメージとしては、引越しとよく似ていて住んでいる市区町村の役所で転出手続きをして、引越し先の市区町村で転入手続きをすると、引越しが完了します。
キャリアからMVNOも一緒で、MNP番号が手続きの鍵になっています。
もしMNP予約番号を発行してもらった後に『やっぱりやぁ~めた!』と思っても安心してください。
放置しておけば有効期限が切れて、自動的に無かったことになります。
オススメ格安SIM
先にも書きましたが、mineo・IIjmio・FREETELの3社がユーザー満足度の3大MVNOになっています。
気になる所をチェックして、さっさとキャリアからおさらばしましょう。
快適なスマホライフが待っています。
『まだキャリアでムダなスマホ代を払ってるの?』