iPhoneやAndroidからスマホだけで乗り換えれるって知ってました?
今まではスマホをパソコンに接続してバックアップをとったり、連絡等をコピーして写真を移動してなんてやっていたと思いますが、なんとアプリだけでiPhoneとAndroidを行ったり来たり出来ることがわかったので、メモとしてこのページを残しておきます。
iPhoneからはGoogleドライブだけでAndroidに移行できる5Step
先日iPhoneの連絡先をAndroidに移す記事を書いたのですが、その後調べていたらもっと簡単に移行する方法があったので、詳しいやりかた(カンタン)をご紹介します。
移行出来るデータは下記になります。
- 連絡先
- メディア(写真とビデオ)
- カレンダー
これで安心して乗り換えられる!iPhoneの電話帳をAndroidに移す方法
まずはGoogleDriveにiPhoneをバックアップする
- Googleアカウントが無ければ作成する
- iPhoneに最新のGoogleドライブを入れる(もしくはアップデートする)
- GogleDriveアプリを開く
- メニュー→設定→バックアップ→バックアップを開始
ここで一旦バックアップが終了するのを待ちます。
バックアップに要する時間はデータの量にもよりますが、数時間かかる場合もありますから、iPhoneを電源に接続してWi-fiに接続した状態でバックアップを開始して、そのまま寝てしまうのが1番かもしれません。
ただ注意点がひとつあり、バックアップを開始する場合はアプリが終了するのを防ぐため、iPhoneがスリープ状態(自動ロック)にならないように設定して、さらに低電力モードをオフにしておいてください。
自動ロックと低電力モードオフの設定方法
【自動ロックの設定時間を変更する方法】
- 最初に表示されるホーム画面から「設定」を選択
- 「画面表示と明るさ」を選択
※iOS 9以前の場合: 「一般」を選択 - 「自動ロック」を選択
- ご希望の時間を選択、完了
設定を変更しても30秒で画面が暗くなる場合は、低電力モードを確認してください(低電力モード中は自動ロックの時間が30秒に制限されます。(iPad は低電力モードなし))
【低電力モードをオフにする方法】
- 最初に表示されるホーム画面から「設定」を選択
- 「バッテリー」を選択
- 「低電力モード」を (オフ)に切替、完了
※自動ロックで設定した時間が有効になります。
AndroidにiPhoneのバックアップを移す
AndroidスマホにiPhoneのバックアップを移す準備が出来たら、iPhoneでバックアップをした時と同じGoogleアカウントでAndroidにログインします。
Googleアカウントでスマホにログインするだけで移行は完了しちゃいます。
iPhoneのバックアップをGoogleDriveに取るようにしておけば、万が一スマホが壊れた場合にもAndroidスマホに簡単に移すことが出来るし、サブのスマホとしてAndroidを持っているのもわるくないと思います。
AndroidスマホからiPhoneにデータを移行する7Step
iPhoneからGoogleDriveを使って簡単に移行出来るのと同様に、Androidからアプリを使ってiPhoneにデータを移すこともできます。
移行できるデータは下記になります。
- 連絡先
- メッセージの履歴
- カメラロールの写真とビデオ
- Webのブックマーク
- メールのアカウント
- カレンダー
- インストールした無料アプリ
今回のアプリでは、LINEやその他ゲームアプリなどのデータを移行することは出来ませんから、各自適切に移行できるようにしてから今回のアプリを使って移行してください。
必要条件
- iOS 9 以降
- iPhone 5 以降
- iPad 第 4 世代以降
- iPad mini 第 2 世代以降
- iPod touch 第 6 世代
- Android バージョン 4.0 以降
iPhoneへの移行をはじめる前にスマホの確認
- Android 端末で、Wi-Fi が有効になっていることを確認する。
- 新しいiPhoneとAndroid 端末は電源に接続しておきます。
- 移動するコンテンツが、外付けの Micro SD カードに入っているものも含めて、新しいiPhoneの要領で収まるか確認する。
- Chromeブラウザのブックマークも転送する場合は、Android 端末の Chromeアプリを最新バージョンにアップデートおいてください。
- AndroidスマホにMove to iOSアプリを入れておく
1.Androidからデータを移行する
出荷状態に戻したiPhoneか新品のiPhoneの電源を入れて、『こんにちは』と書かれた画面が表示されたら画面をスワイプして次の項目へ進みます。
次の画面には4つの項目が表示されるので、Androidからデータを移行を選択します。
2.Move to iOSアプリを開く
Android端末でMove to iOSアプリを開いて続けるをタップし、利用規約を読んで『同意する』をタップしてから次の画面に進んで『コードを検索』画面に移動したら右上にある『次へ』をタップしてiPhoneからの応答を待ちます。
3.iPhoneで移行コードを発行する
iPhoneに移り、Androidから移行という画面で続けるをタップすると、10桁か6桁の移行コードが発行されるまで待ちます。
もしもこのタイミングでAndroid端末にインターネット接続にかんする警告が表示されても無視して問題ありませんので、あせらず待ちましょう。
4.Androidにコードを入力する
iPhoneに移行コードが表示されたら、Androidに移行コードを入力します。
入力して少しの間待っているとデータ転送画面が表示されます。
5.iPhone に転送するデータを選択する
Android端末に移行できるデータが表示されるので、移行データを選択して次へをタップします。
iPhone に進行度を示すバーが表示され、そのバーが最後まで進むと完了します。
移行されるデータ
- 連絡先
- メッセージの履歴
- カメラで撮った写真やビデオ
- Web のブックマーク
- メールアカウント
- カレンダー
これ以外にもGoogle playとApp Storeで同じ無償のアプリがあれば同期されます。
6.iPhoneを設定する
iPhoneのバーが最後まで進み転送が完了したら、Android端末に『完了』が表示されるのでタップし、次にiPhoneで続けるをタップして転送を完了させます。
7.iPhoneの確認
すべての移行作業が完了したらiPhoneを確認して、写真やビデオ、連絡先などの重要なデータを確認して、転送できていないデータが無いかどうかの確認作業をします。
もしも転送できていないデータがあるのなら、Appleのサイトを参考にしてそれぞれ移行作業を手動で行ってください。
AndroidからAndroidへ移行はGoogleアカウントかJSバックアップで
Android搭載のスマホからスマホにデータを移行する時にカンタンなのがGoogleアカウントを使った方法で、設定さえしておけば水没事故など予期しない故障の時でも、Googleアカウントを利用して新しいスマホですぐに前の設定で使いはじめることが出来ます。
Android OS標準のバックアップとリセットを使う
この自動同期を使った方法は全てのデータを引継げるわけではありませんが、万が一の事故や紛失した時でもデータを復元出来るし、Androidを使っているなら必須の設定です。
やりかたはとても簡単です。
- スマホの設定アプリを開く
- 『ユーザー設定』を選択
- 『バックアップとリセット』をタップ
- 『自動復元』をタップして設定する
JSバックアップアプリを使って移行する
このアプリはバックアップを目的としたアプリなのですが、OS標準のバックアップでは保存出来ないデータも含めてすべてのデータを復元できるようになるので、定期的にバックアップをして万が一に備えておきましょう。
Android同士でデータ移行するならSDカードを使う方法が1番手軽かもしれません。
JSバックアップで移行できるデータはコレ
【標準アプリデータ】
- 連絡先
- 通話履歴
- SMS
- MMS
- ブックマーク
- システム
- 辞書
- カレンダー
- ミュージックプレイリスト
- アプリ一覧
【メディアファイル】
- 画像
- 音楽
- 動画
- 文書
詳しいデータ移行・バックアップ・クラウドストレージを使ったバックアップなどもDropboxのサイトに掲載されていたので、そちらを見たほうが早いかもしれませんw
さいごに
いかがでしたか?カンタンだったでしょう?
今後もAndroidからAndroidへや、iPhoneからiPhone、Windows Phoneなども調べて追記していく予定なので、もしも気になる方は気長にお待ち下さい。
バックアップやデータ移行が出来たら、APNの設定も見直しましょう。