iPhoneをSIMロック解除しておくことで、ソフトバンクで購入したiPhoneをドコモで使えたり、auで購入したiPhoneをソフトバンクの回線で使えるようになるんです。
普通はSIMロックフリーのいPhoneはAppleストアでしか購入出来ませんが、SIMロックを解除することでもSIMフリー化出来るんですよ。
そうすることでスマホ代を節約するために、格安SIMに乗換える場合でも好きな会社を選びたい放題になるから、出来ることならMNPする前にはSIMロック解除をしておくことをオススメしています。
SIMロック解除の手数料
SIMロックを解除する場合には、手数料がかかる場合と無料の場合があります。
NTTドコモだけは電話でもSIMロック解除手続きが可能になっています。
店頭窓口 | サポートページ | 電話手続き | |
ドコモ | 3,000円 | 無料 | 3,000円 |
au | 3,000円 | 無料 | 手続き出来ない |
ソフトバンク | 3,000円 | 無料 | 手続き出来ない |
ごらんの通り、もし手続きするならインターネットを使っての手続きのほうがお得なのがわかると思います。
『SIMロック解除』できるiPhone
SIMロック解除が出来るようになったのが2015年5月からで、それ以降に販売されたスマホはSIMロック解除が出来ます。
iPhoneではiPhone 6s,iPhone 6s Plus以降に販売された機種が対象で、もちろんiPhone SEやiPhone 7もSIMロック解除ができますが、購入から6ヶ月以上たたないと解除が出来ないしくみになっているんです。
解除する場合には、キャリアで購入確認ができる機種のみとなっていて、解約後は3ヶ月以内に手続きをしないとなりません。
また、月々サポートなどを受けている場合でもSIMロックは解除出来ます。
SIMロック解除をしたからと言って、キャリアを解約するわけではありませんからね。
SIMロックを解除しても契約は続く
ここが結構勘違いされやすいところなんですよね。
SIMロックというのは、あくまでもスマホをキャリアの電波でしか使用できない状態にしておくものなので、SIMロック解除の状態にしたからと言って、キャリアを解約するわけではありません。
解約をする場合には、MNPした他社にうつるか携帯電話自体を使わなくなった時には、普通に解約もできます。
解約した後にもSIMロックの解除はできるんですが、解約後またはMNPした後3ヶ月以内に解除しないと、SIMロックの解除自体できなくなってしまうので、MNP予約番号を取得するまえには解除しておきましょう。
SIMロック解除にはメリットはあってもデメリットはありませんから。
ロックを解除しておくと海外旅行に行く時には現地のプリペイドSIMカードを借りて使用することも出来るんですから、解除しない手はありません。
SIMロック解除する時の注意点
解除手続きの前にもしMNPして格安SIMにしたい場合は、他社のSIMカードを用意するかiPhoneを初期化する必要がありますが、今回は『nuroモバイル』の0SIMを準備する方法をおすすめしています。
まずは『nuroモバイル』の公式ページにアクセスして0SIMを申し込みます。
公式ページにアクセスしたらページの1番したに0SIMのページへのリンクがあるので、そこから申し込みします。
次にオレンジ色の部分をクリックすると申し込みページにアクセスできます。
この『0SIM』というのは、毎月500MBまでのデータ通信のみの使用であれば通信量が無料になるSIMをカードなので、今回のように他社のSIMカードが必要なばあいにも使うことが出来てしまいます。
初期費用が3,394円掛かってしまいますが、今回使い終わったら、使っていないスマホに挿しておいてたまにインターネットを利用していれば、自動解約になることなく使い続けることが出来てしまう便利なカードですから、1枚持っていても損ではないですよ。
もし初期費用分も節約したいなら、友人のSIMカードをカードを借りるという手もありまし、格安SIMへのMNPと同時でもかまわないと思います。
SIMロック解除する時には、iPhoneのバックアップは必ずとっておきましょう。
基本的には中身のデータがなくなることはありませんが、思いでの写真などは帰ってきませんから、出来るだけ新しいことをやる時にはバックアップをとるクセを付けておいた方がけんめいだと思います。
SIMロックを解除する
ロック解除の手続きをする時には、iPhoneの『IMEI番号かMEID番号』が必要になりますから、手続きを始める前にメモを取るか長押ししてコピーしておきましょう。
『IMEI番号』はiPhoneの『設定』→『一般』→『情報』で見ることができます。
キャリアの手続きページ
公式ページにアクセスしたて、手順の通りすすめれば準備は完了。
手続き自体はネットから申し込めば数分で終わるようですが、キャリアの窓口から申し込みを行うと数日かかる場合もありますから、注意が必要です。
インターネットで手続きすると、すぐに手続完了の通知がでるのでiPhoneに他社のSIMロックをカードを挿してアクティベーション(iPhoneにログインする)と完了になります。
下記にApple公式ページの案内を引用しておきます。
ご利用の通信事業者に連絡する
- ご契約先の通信事業者がロック解除に対応しているかどうか確認します。iPhone をロック解除できるのは、通信事業者のみです。
- 通信事業者に問い合わせてロック解除を依頼してください。所定の条件が満たされていないとアカウントのロックを解除できない場合があります。ロック解除を申請してから、手続きが終わるまで、数日かかることもあります。申請手続きの進捗状況については、通信事業者にお問い合わせください。
- 通信事業者から iPhone のロック解除の確認通知を受けたら、以下の手順に進みます。
現在ご利用の通信事業者とは違う通信事業者の SIM カードをお持ちの場合
以下の手順にそって、iPhone のロック解除を終わらせてください。
- SIM カードを取り外して、新しい端末に挿入します。
- iPhone を再び設定します。
別の SIM カードをお持ちでない場合
以下の手順にそって、iPhone のロック解除を終わらせてください。
- iPhone をバックアップします。
- バックアップを作成できたら、iPhone を消去します。
- 作成したばかりのバックアップから、iPhone を復元します。
SIMロック解除とMNPを同時にする場合の手順
もし他社のSIMカードを準備出来ない場合は、MNPと同時でも出来てしまいます。
- キャリアのサポートに電話してMNPと予約番号を教えてもらう
- 格安SIMを申し込む
- 格安SIMが到着する
- SIMロック解除の手続きをインターネットで行う
- SIMロック解除手続きの完了通知を確認する
- 格安SIMをセットする
- iPhoneをアクティベーションする(iPhoneにログインする)
- 格安SIMの開通手続きをする
- みごとSIMロック解除と格安SIMへのMNPが同時に完了する
こうやって見ると結構簡単なように思えますが、不安なかたは『0SIM』を準備してもいいかもしれません。