格安SIMを選ぶポイントのひとつに『バースト機能』が有るか無いかで結構違いが出てきます。
バースト機能というのは、月末などのデータ通信容量を使い切った時や、データ通信を節約するための『節約モード』に設定しているときなどに役立つ機能で、通信制限になっている状態でも通信の最初だけLTE並みの速度がでるため、ネット観覧時にストレスがたまりません。
最初に始めたIIjmioでは『バースト転送』と呼ばれています。
今回は『バースト機能』とはなにか?を解説していきます。
バースト機能とは?
バースト機能というのは、データ通信をはじめた最初の一瞬だけ速度をあげる機能のことで、通信速度が遅い状態でもストレスなくネットができるすぐれものなんです。
最初の一定量だけでも速度がでると、インターネットのページを読み込む時間がかなり短縮され、体感的にもだいぶ違うのが分かるくらいです。
バースト機能を過信しないで
いくら初速がLTE並みに早いと言っても、データ量の多い画像や動画などを観覧する時には意味がありません。
あくまでも最初の一瞬だけ速度が出るだけなので、ページの大半が文章で構成されているページじゃないと意味がありません。
インターネットが始まった初期のころのサイトであれば問題はありませんが、最近のインターネットサイトはデータ量も多くほとんどのサイトはバースト機能の転送量だけではまかなえません。
おすすめ出来る方
バースト機能がある格安SIMはどんな方にオススメ出来るのか?
2パターンに別れると思います。
とにかく安く済ませたい
会社や自宅ではWi-Fiで通信するから、とにかく安いプランが良いという方にはおすすめできると思います。
最低の1GBプランを選択して、通勤時や外出時はつねに節約モードをONにしておいて、画像や動画を見るときにだけ節約モードをOFFにして使っていれば、データ通信量は意外に少なくても済むんです。
ふだん生活している環境にWi-Fiがあるのであれば、無理に通信量の多いプランにするのではなく、少しだけガマンをすることで大幅に通信量を節約できますから。
どうしても節約したいんだったら、通信速度は若干遅いですがTONEモバイルも意外にオススメです。
少しだけデータ通信を節約したい方
ふつうに使っていると契約しているプランから少しだけデータ通信量が足りない時にもバースト機能がある格安SIMはありがたいんです。
契約しているプランが3GBなのに、『毎月3.5GB位使うから月末はネットが見れない』なんてことはありませんか?
こういった不満を持っている方にもおすすめできるんです。
月初めの4~5日だけ『節約モード』を設定しておいて、あとはいつも通りに使うだけでストレスなくネットが楽しめると思いますよ。
バースト転送機能があるmvnoのオススメ
オススメ出来るのは、アプリで『節約モード』の切替が出来ることと、評価が高いmvnoだと言うことで、やはりこのサイトでオススメしているIIjmioとmineo、次点でUQmobileだと思いますが、UQmobileは他のmvnoと比べると少々高い感じがしますが、通信速度の評価ではダントツだと思います。